![セロー](https://i0.wp.com/nori.mobi/wp-content/uploads/2020/01/kimg07295697235360041493072.jpg?resize=900%2C506&ssl=1)
ネットカフェを早朝に出る。
まだ外は真っ暗。
セローに乗って、目指すは富士山須走口。
富士山の五号目までバイクで登ることができるのだ。
![朝日とセロー](https://i0.wp.com/nori.mobi/wp-content/uploads/2020/01/kimg0733661910222512647264.jpg?resize=900%2C506&ssl=1)
須走口へ向かう道路は、超ロングストレート。
ひたすらまっすぐな道が、次第に登り坂に変わり、セローが息継ぎをし始める。
一速落として、さらに登る登る。
さらに走れば、つづら折りの始まり。
ここからは低速コース。
低い速度でぐいぐいと登っていく。
何回繰り返したか判らなくなったところで、須走口へと到着する。
![](https://i0.wp.com/nori.mobi/wp-content/uploads/2020/01/kimg0740174179237751321256-1.jpg?resize=900%2C1600&ssl=1)
未舗装なのは駐車場くらいだった。
すでに何台か車が止まっている。
景色がオレンジ色に染め上げられる。
セローと同じ色をした、朝日が登る。
![須走口の朝日](https://i0.wp.com/nori.mobi/wp-content/uploads/2020/01/kimg0743378756368957393561.jpg?resize=900%2C506&ssl=1)
須走口は富士山の東の中腹に位置する。
朝日を眺めるのに格好のスポットだ。
箱根の向こう側から、朝日が登ってくる。
遠くは小田原のあたりの太平洋まで一望できる。
扇形に広がった、朝日。
![朝の富士山](https://i0.wp.com/nori.mobi/wp-content/uploads/2020/01/kimg07487887448665738086866.jpg?resize=900%2C506&ssl=1)
しばらく眺めているうちに、だいぶ日も登ってきた。
ここから目指すは茅ヶ崎。
そこまでにお風呂に入って、朝ごはんを食べなくては。
![富士山](https://i0.wp.com/nori.mobi/wp-content/uploads/2020/01/kimg0750394378333327750646.jpg?resize=900%2C1600&ssl=1)
つづら折りを下って、麓のコンビニで一休み。
コーヒーが暖かい。
同じくコンビニで休んでいたライダーと弾む会話。
「さっきまであの富士山に登って朝日見てきたんですよ」と言えるのは、
少し誇らしかった。