海里
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一番のおススメ観光路線 羽越本線海里の旅

「日本で一番おススメの路線は何?」と聞かれたとき、よく「羽越本線」と答えていた。
海沿いを走る風光明媚な路線としては、首都圏にも近くおススメの路線だ。
学生時代に何度も乗った「きらきらうえつ」の走る路線。
そのきらきらうえつも2019年9月に廃止。
そしてその後継となる海里が運転を開始した。

海里
念願の海里へ乗車!!

さあ、その念願の海里に乗車だ。
海里でまず驚いたのが、指定券が高いことだ。
いつも指定券は510円と決まり切っているものなのだが、ごく一部の観光列車に限っては840円の指定券となる。
発券したときに値段が違って驚いたものだ。
そして実際乗ってみると・・・うん、確かに高級感ある!!
先ほど乗っていたリゾートしらかみは510円の追加で乗れる列車だが、
確かにそれに比べると高級感はある・・・

鶴岡駅でさっそくの長時間停車

さて、余目駅で乗ったわけだが、さっそく次の鶴岡駅で30分の長時間停車。
ツアーで乗っている人は、駅前の待合室でいろいろサービスがあるらしい。
ふつーの指定券で乗った人は暇になるのだが、とりあえず車内で待ってるのも面白くないので列に続いてついていく。
待合室はツアーの人しか入れないが、他に観光案内だったり、地元のものを取り扱っていたりする。

羽越線車窓
日本海を夕日を眺めながら走る

鶴岡駅を出た列車は海沿いを走るようになる。
ここから村上駅にかけてが、日本でも有数の風光明媚な区間。
酒田から新潟へ向かう海里は、ちょうど夕焼けが日本海に沈む時間帯を走ることになる。
この日はあいにく曇りだったが、雲の合間から差す太陽の光が綺麗だ日本海だ。

海里の売店&イベントスペース

せっかくだし、海里の売店にも行こう。
売店では海里のグッズや日本酒、おつまみなんかも売っている。
窓側がカウンターのようになっていて、ここで海を見ながらお酒を飲むこともできる。
鶴岡を出た時点では、売り切れになっているものもちらほら。
酒とつまみをいただきながら、売店から海を眺める。

海の向こうには粟島も見える

あいにくの曇り空だが、ところどころ光の梯子が降りる日本海を眺めながら飲む日本酒は最高だ。
海の上にぼんやりと浮かんで見えるのは、日本海の島、粟島だ。

海沿いに巨大な岩がそそり立つ景勝もある。

あつみ温泉から先は「笹川流れ」と呼ばれる景勝地。
羽越本線はトンネルと海、その間の集落を繰り返しながら、列車は桑川駅へと到着する。

桑川駅には道の駅笹川流れが併設されている

桑川駅では30分の長時間停車。
桑川駅は道の駅が併設されている駅。
目の前には海が広がり、夕日会館の名の通り夕日を眺めることができる場所だ。

あおさ味噌汁をいただきながら夕日を眺める

そして、ここの2階では海里が停車中限定で100円であおさの味噌汁が売っている。
窓の向こうにはまさに夕暮れ時を迎えた日本海。
あおさの味噌汁をいただきながら、海を眺めることができる。

新発田駅に着くころにはすっかりトワイライトタイム

日が沈み、暗くなったなかを海里は新発田駅へ到着する。
ここから白新線に入る海里に別れを告げ、羽越本線を走る普通列車に乗り換える。
ホームの向かいで待っていたのは、新型車両のGV-E400系。
学生時代に何度も乗った国鉄型のキハ40は、3月のダイヤ改正で羽越本線から姿を消してしまった。
一度着た場所でも、同じ風景に出会えることはない。
少しづつ移り変わっていく。

越後湯沢駅へ到着。新幹線ワープする

新津駅、長岡駅と乗り継いで、越後湯沢に到着する。
ここから先の普通列車はすべて終了しているが、越後湯沢から高崎まで新幹線を使えば上野行きの列車に乗り換えることができる。

E4系も活躍の場所が少なくなってきた

越後湯沢で待っていた新幹線は、いまでは大分数を減らしてしまったE4系だ。
学生時代は「またこれかよ・・・」とうんざりしていたE4系だが、東北本線から撤退し、 上越新幹線を走るものもだいぶ数を減らしてきた。
去年の水害で新幹線車両が水没して車両減となったため、このE4も延命して使うようだが、それもそう長くないだろう。

E4系のやすっちい3列掛けシート

二階席のやすっちい3列掛けシートもある意味懐かしい。
新幹線通勤に合わせて詰め込みがきくよう作られたシートで、座り心地は微妙だが、いまでは懐かしさすら感じる。
学生時代の作法にあわせ、ケチるために新幹線は高崎まで。
そこから先はまた普通列車に揺られて家路を急がないのであった。

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