温泉を出たら、旅の再開だ。
R352との分岐地点へ戻る。
ここから先、福島県檜枝岐村までの区間は、国道なのに道の状況が悪いという、俗に「酷道」と呼ばれる区間だ。
ぐんぐんと旧坂を登っていく。
道幅は狭いが、対向車は少ないので走りやすい。
急なカーブを繰り返し、標高を上げていく。
断崖絶壁を走る道は、眺めも良くて気持ちいい。
・・・落ちたら死ぬな、これ。
途中、道路とほぼつながったように駐車場が出現する。
この写真の、車の後ろの道は国道だ。なかなかワイルドな配置。
ここが枝折峠。
この区間は2006年まで二輪車は通行禁止だった区間。
でも、走ってみると断崖絶壁を走るワインディングでこんな道をバイクで走れるのは最高に気持ちいい。
午前中の雨はどこへやら。気持ちよく山々を見渡せる風景だ。
枝折峠を越えると、いったん標高を下げていく道へ。
銀山平までは下り道。
エンジンブレーキを効かせながら降りていく。
遠くに湖が見えてきた。これが奥只見湖。
奥只見湖は、奥只見ダムによって作られた湖。
奥只見ダムへは二輪車通行禁止の「奥只見シルバーライン」を経由しなければならないため、バイクでは行けないのが残念。
ここから先、福島県までこの奥只見湖を眺めながら走っていくことになる。